みんなの中心にいたい•••
ハートフルさんタイプにぴったりな声かけ7選
自身の子どもたちや、地域の子どもたちと関わる中で
「どうしてこんなにおしゃべりが好きなんだろう?」
「なんでやることより、お友だちや先生と関わりたがるの?」
そう思う場面に出会うことがあります。
でも実は、ハートフルさんタイプの子たちは
「人とつながる」「自分を表現する」という大きな強みを持っているんです。
今日は、そんなハートフルさんタイプと毎日をもっと楽しく、
安心して過ごせる声かけの工夫を、私自身の子育てや教室での経験からお伝えします。
【ハートフルさんタイプの特徴】
✔ 人の気持ちに敏感
✔ みんなの中心にいるのが大好き
✔ 褒められるとやる気がアップ
✔ 自由にのびのびと表現したい
✔ 気持ちや感覚を大切にしている
✔ 優しくて共感力が高い
✔ 誰かの役に立ちたい
子育てあるある
◾️ 宿題は「間違えたらどうしよう」と慎重になる
→ 自信が持てないと手が止まりがち。
「合ってるかな…?」と不安でなかなか進まないことも。
見守りながら、やさしく背中を押してあげたいタイプです。
◾️ 漢字の練習は、誰かと一緒ならがんばれる
→ 一人で黙々と書くのはちょっと苦手。
横に誰かがいてくれるだけで、やる気も安心感もアップ!
応援してくれる人がそばにいると、気持ちが前向きになります。
◾️ お友達の目が気になって発言できない
→ 本当は答えがわかっていても、「間違えたらどうしよう」と不安に。
失敗を見られるのが怖くて、つい黙ってしまうことも…。
◾️ 人の気持ちに敏感すぎて疲れてしまう
→ 教室や家庭の雰囲気をすぐに察知して、
空気を読もうとがんばりすぎてしまうハートフルさん。
自分の気持ちは、つい後回しになりがちです。
関わり方のヒント
◾️ 「大丈夫だよ」の安心感をたっぷり伝える
→ 「そのままでいいよ」「一緒にやってみようか?」など、
失敗を恐れなくていいよという雰囲気づくり**がやる気につながります。
◾️ 小さな勇気も大きく褒めてあげる
→ 発言できた、書けた、取り組めた…。
どんな小さな一歩も「それがすごい!」と具体的にほめて。
がんばった気持ちをくみ取って伝えることが大切です。
◾️ 気持ちを整理する時間をとってあげる
→ 気持ちがザワザワしていると、行動に移せないことも。
「今はちょっとつらいよね」と寄り添うことで、安心して動き出せます。
✔︎ 自分より人が優先!
✔︎ 周りの様子を見ながら行動!
✔︎ みんなが笑っていると安心する
✔︎ 本当は言いたいことがあっても、グッと飲み込む
✔︎ 間違えるのが怖くて、手が止まることも…
✔︎ 「大丈夫?」と気づいてあげると安心して頑張れる
✔︎ 小さな勇気を大事にしてほしいタイプ
✔︎ 感情が表に出にくく、がまんしていることが多い
✔︎ やさしすぎて疲れちゃうこともある
✔︎ ひとことの共感が、エネルギーになる
ハートフルタイプさんは、感情の動きが大きいからこそ、深い優しさを持つ子が多いです。
「うちの子、こんなところあるかも…」と思ったら、ぜひゆっくり寄り添ってあげてくださいね。

ぴったりな声かけ 7選
① 「そのアイデア、最高だね!」
② 「すごい!みんなが元気になるよ」
③ 「今日も楽しくできたね」
④ 「どう感じた?教えてくれてありがとう」
⑤ 「あなたの話、聞かせて」
⑥ 「自由にやっていいよ」
⑦ 「一緒にやるともっと楽しいね!」
➡ 教室でも「上手な音読だったね」「楽しく取り組めていたね」と伝えると、キラキラ笑顔で自信を見せてくれる子がたくさんいます。
ハートフルさんタイプに効果的な学習サポート
- 感情や感覚を大切にする
「どう思った?」「楽しかったことを教えて」と、気持ちに寄り添った声かけでやる気UP。 - 自由な発想や表現を応援する
絵や工作、発表の場を作って「自分らしさ」を出せる時間を増やす。 - できたことはすぐに言葉で認める
「よくがんばったね!」「ここが素敵だったよ」とリアルタイムでほめると自己肯定感が育ちます。 - グループや友だちとの活動を取り入れる
みんなで協力することで、得意の共感力やムードメーカーぶりがさらに発揮されます。
まとめ
ハートフルさんタイプは、「楽しい!」「うれしい!」という気持ちを原動力にどんどん成長します。
褒められること、自由に表現できる環境、そして共感し合える仲間や家族の存在が何よりの力になります。
その子らしい笑顔や個性を、たっぷり応援していきたいですね。
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